ぼっち大学生の地図帳

~旅行と妄想、たまに日常~

学生は使わなきゃソン!どれくらいお得に旅行できるのか、青春18きっぷ活用術

新学期が始まり、再び始まった大学に少し鬱屈としているもふです。

ぼっちがゼミに配属される年が来たのです。学内に一応喋れる人はいるものの、少人数のゼミはやはり緊張…

距離感を間違えないようにいきましょう!(自戒)

 

さて、新学期からは自分の地域では定期運賃も値上げされてしまったのですが、そんなご時世でも移動の味方と言えば「青春18きっぷ」。学生にも超おすすめな。

結局のところ、旅好きだとどのくらいお得になっているのか計算してみました。

春休み中、自分が青春18きっぷで移動した分の普通列車運賃を計算。

ちなみに上の画像は土合駅。後々記事にしたいと思います。こういう駅に訪れることが出来るのも、青春18きっぷがあるからこそ。珍しい場所に行く機会にもなります。

 

 

1日目

山形から(常磐線経由)新宿 7150円

新宿から渋谷 170円

渋谷から浜松町 210円

2日目

大宮から渋谷 580円

渋谷から水上 3080円

土合から新潟 2640円

3日目

新潟から山形 3410円

4日目

横浜から黒磯 3410円

黒磯から小牛田 4070円

5日目

小牛田から盛岡 2640円

合計27360円

青春18きっぷは5回分で12050円。

普通列車運賃だけで15310円分お得に移動したことになります。

新幹線や特急を使うとお得さはもっとすごいことに…

 

参考までに

山形から東京(山形新幹線指定席)11450円

東京から盛岡(東北新幹線自由席)13960円

仙台から上野(特急ひたち指定席)9280円

 

東京からなら東北地方と往復するくらいでも元を取ることが出来てしまうので、普通列車での移動が苦でなければ本当におすすめ!

グリーン料金が高くはなってしまいましたが、首都圏ならば青春18きっぷとグリーン券を組み合わせて、特急などよりも安く、普通列車の座席よりも快適に移動するという技もあります。

mof-geography.hatenablog.com

例年は春、夏、冬の休みに合わせて販売されるこの切符。今年は夏以降の情報が出てないこともあり、青春18きっぷ廃止なんて噂もありますが、たとえ第3セクター区間が増えても廃止されないでほしい…

長期休みはこの切符を使って鈍行列車でゆったり旅に出よう!

春休み、帰路で長距離のグリーン料金が値上げ!?〈グリーン車料金と利用の変化〉

もふです。

春休み中の3月16日にダイヤ改正があり、同時にグリーン料金のシステムも含めた改定が行われました。

ちょうど改定の前後で乗る機会があったため、今回の改定についてまとめてみました。なんてったって青春18きっぷ利用者の味方でもありますからね。

 

 

グリーン車料金体系の変更点

改定前は「事前料金」と「車内料金」が存在し、事前料金のほうが安く設定されていました。改定後はこの料金システムが廃止され

Suica グリーン料金」と「通常料金」

という料金システムに変更されました。Suicaグリーン料金とは乗客のモバイルSuicaSuicaカードなどにグリーン券情報を記録し、座席頭上にある端末部分にタッチし乗車するものです。グリーン券情報の記録はモバイルSuica内や、駅の券売機などで購入することが出来ます。一方の通常料金とは一般的な紙の切符のことです。

Suicaグリーン料金が通常料金よりも260円安く設定されているので、何か事情がない限りはこちらの方が断然お得。紙の切符の場合は検札の手間などもあるので、利便性にもSuicaグリーン料金に軍配が上がります。

また改定後は「平日料金」「ホリデー料金」というシステムがなくなり、

年間を通して同額となりました。

これに加え、

利用距離101km以上の価格帯が新設されました。

長い距離を移動する乗客には影響が大きいでしょう。

 

 

グリーン料金の変更

改定後のグリーン料金は利用距離に応じて、Suicaグリーン料金で

・50kmまで 750円

・51kmから100kmまで 1000円

・101km以上 1550円

紙の切符(通常料金)の場合はここから+260円となります。

値上げとも一部ではささやかれていますが、50kmまでの場合、改定前の平日・事前彫金が780円であったため、通勤時などの近距離利用はわずかながら安くなっています。

しかし100kmを超える長距離利用は大幅な値上げ。特に休日。

実際に利用もしてみたので、変化も含め詳しく記述します。

 

 

改定前後の利用状況(体感あり)

まずは改定前、最後の日曜日にグリーン車を利用。

乗車区間は勝田から日暮里で、距離にして121.1km。グリーン料金の改定前なので51km以上という区分で乗車できました。駅のホームで購入したため、ホリデー料金・51km以上・事前料金で800円で普通列車グリーン車に乗車できました。

正直この値段で2時間以上快適な移動が約束されるなら、18きっぷの移動中でもかなり乗り得だと感じていましたね。

始発駅の勝田時点ではグリーン車内はガラガラ。

グリーン料金改定1週間を切っていたこともあり、車内の表記では改定後の料金がすでに掲示されていました。この時800円で乗車していることを考えるとかなり高く感じました。

勝田の次の駅、水戸からは旅行客や家族連れらしき人たちが多く乗車。

その後も主要駅から乗車がそこそこあり、土浦の時点で窓側は7割程度、階層に分かれていない席部分はグループ客で満席といった感じ。日曜日ということもあって比較的長距離をコスパ良く移動したい方が多い印象でした。

その後は都心部までほぼ乗降がなく自分が降車する日暮里へ。

日暮里での降車はそれなりに。次に区間は違うものの、改定後のグリーン車の様子です。

 

 

乗車区間は横浜から宇都宮(湘南新宿ライン経由)、距離にして139.2km。

券売機ですでに長距離の値上げを実感します。101km以上の料金帯が新設されたことで、宇都宮まで1550円!?

前回の乗車のほぼ2倍の料金。今までがお得すぎたのか、改定後が高すぎるのか。仕方ないですね。紙の切符の場合は先述したように更に260円高くなるので、101km以上のグリーン料金は1810円になります。

栃木県内はそこまで混雑していないので、距離が100km以内の野木駅から車両を移動するか考えるほどです。

グリーン券情報を宇都宮まで購入し、ホームに上がると横浜から乗車する方は数人はいる模様。この日は平日の昼間なのでサラリーマンが多いかな。

いざグリーン車に入ると横浜から乗車した人以外はかなり空いている。平日昼間というのもありますが、一応小学生から大学生は春休み期間。にもかかわらず家族連れが前回と比べ見当たりません。

そしてここからがかなり変わったと感じた点。都心付近とはいえサラリーマンらしき方と、年齢層が高めの方々の短距離での乗降が頻繁にあります。確かに平日の50km以内の利用に関しては、改定前と比較しグリーン料金が安くなっています。その影響もあってか、横浜・武蔵小杉から新宿・渋谷とか、新宿から大宮のような方が結構いらっしゃいました。

同じように朝や夜の時間帯だと短距離通勤の方には嬉しい改定なのかもしれません。

逆に長距離の家族連れは自分の車両内では1組のみ。渋谷から宇都宮といった感じで、宇都宮までグリーン車を利用していた方は、やはりかなり少なかった印象です。

 

 

今後グリーン料金の改定がどのように影響し、定着していくのかも注目です。

旅行オタクの18きっぱーとしては悩みどころだなぁ…

 

p.s. なんか自動広告めっちゃ出る、一時的なものなんだろうか…ごめんなさい(ブログ主もふ 4月6日)

【日常】田舎者、初めてのえびそば一幻

もふです。

4月に入り、新しい年度が始まりましたね。また忙しくなるのかと思いつつも、無事に大学3年に進級できたことに安心しています。

今期は講義を絞っていたこともあり、1つも単位を落とさずフル単で評定を終えました。よっしゃ〜

ということで春休み中に東京で初めて訪れた、人気店えびそば一幻の話を。

 

えびそば一幻といえば札幌が本店ですが東京にも3店舗あるので、今回は新宿店を目指します。ちなみに新宿駅は改札を出ることすら初めて。お得意の地理感覚、方向感覚で歩くしかない!

新宿駅自体が田舎者関係なくあり得ん広さをしてるので、駅から出るまでも時間がかかります。自分なりの行き方はできるだけ駅内の通路で店まで近づきたかったため、一度都営の新宿西口駅方面へと下り、D5の出口から地上に出ました。ここから歩いて3分ほど。

このルート、混雑もしていないのでおすすめです。

じゃーん。日曜日の18時過ぎ、食券を買う列ができていたもののほぼ待たずに入店。

えびそばは、えびみそ、えびしお、えびしょうゆの3種があり、麺の太さ、スープの豚骨のブレンド具合で18通りの組み合わせがあります。

今回は動画などで見て1度は食べてみたかった”えびみそ“の、細麺、ほどほどで注文。950円。

席に座って食券を置き、待ちます。店内には有名人のサインがずらりと。

お客さんは学生さんや若い方が多かった印象で、都会のラーメン屋さんにしてはかなり入りやすい雰囲気に感じます。

7、8分ほどで到着!

目の前に届いた瞬間から香り立つえび!えび!

早速いただきます。

スープを頂いた瞬間、期待を超えるうまみに笑みがこぼれます。えび、豚骨、味噌のハーモニーが完璧。

麺もすすると、その完璧なスープがふわっと香ると同時にあふれんばかりのうまみが再び。旨すぎる。

チャーシューやとろとろ半熟卵のうまさもさることながら、トッピングでも襲い掛かるえびの暴力。こんなラーメン食べたことない。地元はラーメン県、しかしやはり世の中にはまだ知らぬおいしい食べ物があることを知りました。

”ほどほど“でこれなのだから、えびストレートスープの”そのまま“なんてどんな味わいなのだろうという、次回来店時の期待もできてしまいました。

最後は卓上のえび油でアレンジもしてごちそうさまでした。大満足の一杯。

 

えびそば最高!東北にも出店してください!

山形新幹線E8系デビュー1週間!変わった点も!初乗車レポ

どうも、もふです。

いつもは普通列車で東北と関東を行ったり来たり旅をしているのですが、先日たまたま新幹線で東京に行く機会があったので、山形新幹線の新型E8系に乗車してきました!

混雑していたので軽めのレポートです。

 

山形県の某駅から乗車。

さすがデビューから1週間。ぴっかぴかです。

E3系とは塗装や先端(鼻)の部分も明らかに違いますね。

そして乗る際にいきなりビックリしたことが。

扉の位置が違う!

16号車に乗る列に並んでいた数人とともに急いで後端部の扉へ移動。

E8系は先頭車それぞれ11号車が東京寄りに、17号車が新庄寄りに扉の位置が変更されています。

16号車の扉は東京寄りなのでかなり間隔が空いています。

いざ乗り込み座ってみると、座席はややゆったりした感じがありました。所要時間は変わっていない便ですが、東京まで楽々。

そして進化した点といえば

コンセントが全席に!

今までは全く無かったり、窓側にしかなかったりしましたが、全席の肘掛けの下にコンセントが完備されていました。使い勝手も良かったですよ。

こちらは洗面台。トイレは撮影してませんがとても綺麗で、洗面台も輝いています。

ここは16号車と17号車の間なので、トイレや洗面台はあるにも関わらず扉がないというのも不思議な感覚でした。ある意味では邪魔にならないので便利かも?

携帯電話を使うような空間もありました。

最後に12号車の新設された

車椅子の方用のスペース

をチェックしてきました。

車椅子スペースは3箇所。コンセントも壁側にあり、通路を挟んで1列のみの座席もあります。

またこの号車とグリーン車の間のデッキはとても広く、おそらくトイレも快適な広さだと思われます。

新車両の期待感そのまま、車内も春休みシーズンで混んではいましたが、快適な車内で過ごすことができました。

コンセント全席は本当に便利。感謝。

そして乗車、下車時にはドアの位置に気をつけよう。うっかりしてると遅れたり、1両分歩く事になります。

滞在8時間の限界旅程で行く!大学生の伊豆大島ひとり旅〔後編〕

もふです。

この旅は初めての伊豆大島を滞在8時間でどれだけ周れるのかという限界旅。

ぜひ前編のブログから見てみてください!

mof-geography.hatenablog.com

ギリギリバスに間に合い、波浮港へ!

前編最後に書いたように、島内のバスは入港地によって移動にとても時間がかかってしまうため、30分早歩きして約3kmを乗換。

無事乗車し波浮港見晴台を目指します。

バスには観光客のほかに学生さんもちらほら。波浮港ラインは観光バス仕様ですが、地域住民の足としてもかなり利用されているようでした。

30分ほどで波浮港に到着するとここで折り返し、波浮港見晴台がある方面に登っていきます。この日は家屋の倒壊で道が寸断されていたため手前での折り返し。波浮港はとてもノスタルジーな雰囲気な街、コロッケを食べたり、時間があれば寄りたかった!

この付近は自然の凄さを感じる地形で高低差があります。大島ナビを見るとわかりやすいかも!Google mapで出てこなかったためここで初めて知ったのですが、波浮港の上下をつなぐ階段はあるみたい。

参照

oshima-navi.com

波浮港から5分。目的の見晴台に到着です。

降りて横断歩道を渡ってすぐこの景色よ。うつくしい…

折り返しのバスまで15分ほどなので急いでたくさん撮影しました。

人気の撮影スポットらしく、波浮港を背景にぬいぐるみを撮影されていた方もいました。自分も感化されて推しを撮影できるアプリで撮ったりしながら。(だがそれは自分だけの秘密の写真…)

間髪入れず11時14分に折り返しのバスが到着。滞在15分で折り返す人は自分含め3人、他の観光客の方は飲食店などに行かれたりしていたかな。

 

昼食の時間!べっこう丼を食らう

再び波浮港ラインに乗車、元町港を経由し出港地の岡田港に戻ります。

バスの車窓からは地層大切断面を見ることが出来ます。

元町港で朝コインロッカーに預けた重い荷物を回収し、12時ちょうど元町港発、再び路線バスで岡田港へ。

12時半前に岡田港に到着。この時間は船の出港時間にも早いので、食事処もかなり空いています。(平日というのもある)

その中で岡田港の目の前にある一峰さんにお邪魔しました!

伊豆大島でも人気のお店で島のお母さんが数人で切り盛りしています。ぼっちひとり旅でもファミリーでも入りやすい雰囲気。1階はお土産屋さんになっています。

メニューは島のものから定番メニューまで様々。自分はもちろんお目当てのべっこう丼を。

10分ほどで料理が来ました。

美味しそうすぎる!!!

べっこう丼の魚はかんぱち。青唐辛子醤油によく付け込まれていて鮮やかなべっ甲色。少しピリ辛で魚はぷりぷりでめっちゃおいしい。丼はやや小ぶりだけども、満足度がすごいです。また、あら汁もついていて葉物は明日葉かな?

あしたば茶はセルフサービスでしたが不思議な味(´-ω-`)

これで1000円ちょっと、島のご飯堪能しました。ごちそうさまでした。

出航時間まで岡田港をぶらぶら

じつは昼食を食べ終わって13時前なので、更なる限界旅に挑戦したい方はまだ移動できます。が、さすがに初伊豆大島なので出航何分前にいないといけないか分からなかったため、お土産を買った後、岡田港近くを撮影に。

岡田港付近は元町と比べて小さい港町で、すぐそこまで山(崖?)が迫っています。そのため坂の傾斜がすごいです。

坂の上の交差点まで上がって撮影。

住んでいるところから遠い街、知らない街、景色がある。

良いなぁ。

堤の先端まで歩いて戻ってくるといよいよ出航の時間です。

名残惜しく出航、竹芝への船旅

14時30分。岡田港を出航し伊豆大島を離れます。短い滞在でしたがまだまだ島に惹かれるような、名残惜しい思い。

大島の方のお見送りもありました。

なんでだろう、旅先で行く街を離れるとき毎回寂しくなるのは。非日常だったからなおさら。

帰りの部屋は2等和室Fエリア。前記事で書いたように「マジ部」を利用しているため、チケット代は無料です。

このエリアは窓がない代わりに鏡がありました。

軽く睡眠を取り、せっかくだからとさるびあ丸の展望レストランへ。いつものひとり旅はこんなに贅沢しないけども、あまりにも優雅!

川崎の工業地帯辺りを眺めながら。

行きではゆっくり見れなかった東京の夜景が煌びやか、美しすぎます。

レインボーブリッジをくぐり、東京タワーが見えまもなく竹芝のアナウンス。余談ですが竹芝到着前に流れる東海汽船のテーマソングが泣かせに来てましたね、あれは。

非日常の島への旅も終わりなんだなって。

予定通り19時到着。ありがとう東海汽船

ありがとう伊豆大島

 

ということで長くはなってしまいましたが初めての島へのひとり旅でした。

滞在8時間という短い日程でも、たくさんの場所を周り、初めての経験をしてかなり満喫した旅になりました!

限界旅でこの充実さ、今度はぜひ宿泊で。

下船後もたくさん旅をしてきたので、マイペースにブログに投稿する予定です。

ではさらばです(・∀・)

最高だった!

滞在8時間の限界旅程で行く!大学生の伊豆大島ひとり旅〔前編〕

もふです。

前のブログではマジ部の企画を使い、伊豆大島に大型客船で渡航したのですが、この旅で滞在できるのは早朝から昼の出港までのわずか8時間。

今回は大型客船で日帰りする、限界旅を心の底から楽しんできたのでご紹介!

前回の記事はこちら!

mof-geography.hatenablog.com

 

今回の限界旅の条件(?)は以下の通り

・移動手段は公共交通機関か徒歩のみ(運転に自信なし&節約のため)

・6時岡田港到着、14時30分岡田港出港の大型客船を利用

・それなりに体力があって移動も楽しめる人向き

この感じで、できる限り伊豆大島を満喫しようと頑張ってみました。何かの参考になれば嬉しいです。こんな忙しい旅をする人そうそういないでしょうが...

早朝に岡田港をバスで出発!

時刻は朝の6時くらい。

早朝入港の大型客船さるびあ丸に合わせて運行される路線バスに乗車します。早朝の路線バスは元町港方面、波浮港方面、大島公園方面の3方面へ。自分が乗車した元町港方面御神火温泉行きの乗車客が最も多かったように感じました。

さるびあ丸から降りてぶらぶらしていると、早朝バスは発車してしまうので乗り遅れ注意!すべてのお客さんを待ってくれる感じではありません。(当たり前)

島内の移動に使ったのはこれ!

大島バス1日乗車券

ジョルダンアプリなどで購入することが出来ます。短い滞在でも、特に三原山方面のバスに乗る場合はほぼ確実にお得になるので利用するのが吉。

元町港方面の早朝バスに乗車し、まず訪れた場所は御神火温泉。大型客船に合わせて早朝から営業しており、早朝バスのみ元町港より先の御神火温泉が終点となっています。

早朝はまずここに行きましょう!

いやぁこの温泉が最高だった。この日はすでにたくさんの場所を歩いてきた後だったので、その筋肉痛が引いていくよう。打たせ湯はとても熱かった(^^;

地元の温泉とも違う感じで気持ち良かったです。

 

 

三原山頂口から素晴らしい景色を望む

御神火温泉から多くのバスが集まる元町港へは歩いて数分で移動できます。

朝の元町港は人も少なく、開いてるお店も疎ら。

元町港ターミナルで重い荷物はロッカーに預けて、8時20分三原山ラインのバスに乗車しいざ三原山方面へ。この便のみは当日の出港地にかかわらず元町港発です。

観光バスタイプの車両なのでかなりゆっくりできると思います。所要時間は30分かからない位。

途中の三原山温泉で登山客のグループを乗せても、結構バスは空いたまま三原山頂口バス停に到着です。

多くの人は少し撮影して三原山登山に向かって行ってしまいました。逆に言えば貸切で写真撮影。

本当にこの日は気持ちよく晴れていて、元町港、伊豆半島、富士山も望む良い眺め。

いつか時間があれば三原山も登ってみたいな、なんて。

こういう普段の場所じゃ見れなかった景色が自分の目に映った瞬間、心が洗われるというか、生きている事の神秘を感じるというか。

滞在45分で9時30分のバスに乗り、次の目的地へ向かいます。

なんせ限界旅程。できるだけ多く回るためにここからが真骨頂。

路線バスをエクストリーム乗り継ぎ、島の南部へ

ここで伊豆大島特有の事情、路線バスの罠があります。

伊豆大島では船の出港地が岡田港であるか、元町港であるかによってバスの行き先や時刻が変わってしまうのです。利用する方は注意が必要。

この日は条件に先述の通り岡田港の日だったため、この三原山ラインの行き先も岡田港に。しかしそのまま乗っていては島南部へ時間のロス、短い滞在では行くことが出来なくなってしまいます。

そこでエクストリーム乗換です。

エクストリーム乗換というのは簡単に言うと、本来乗り換えることのできない交通機関に乗り換えるみたいな意味です。

ということで椿・花ガーデンバス停から元町北口バス停を歩きます。これが滞在8時間限界旅。

2.8kmを30分ほどで歩かないと間に合いませんが本来の所要時間は37分。

下り坂なので早足でも行けますよ。このために重い荷物を置いてきたぁ!

基本的には森の中の道ですが、半分を過ぎたあたりから馬や島っぽい家々が見え楽しかったです。非日常を駆け足で。

無事元町北口バス停から予定のバスに間に合いました。体力を消費するのでお勧めはできませんが、短い時間で少しでも周りたいならば!

このバスも観光バスタイプです。10時21分発車。

長くなってしまったのでこの辺で後編へ!

この後もぎりぎりまで楽しみます。ではさらばです(・∀・)

p.s. 今度来るならおしゃれなホテルや旅館もあったから一泊したい!

大学生限定!さるびあ丸に無料乗船。伊豆大島に日帰り旅行へ〈海マジ!〉

春休み、旅行は初めての伊豆大島へ!日帰りで8時間滞在の旅!

その体験記を何回かに分けてブログにしたいと思います。濃厚な旅だった…

実は伊豆大島に行こうと決めたことには理由があります。それが19歳から22歳限定の「マジ☆部」というアプリ。

マジ☆部とは?

マジ☆部はリクルートの旅行情報サイトが運営する「じゃらんnet」がプロデュースする若年層旅行需要創出企画、またその若者限定アプリのことです。

累計240万人以上が利用しており、全国360以上の施設で様々な体験をすることが出来ます。(2024年1月現在)

大学生ならダウンロードしておいて損はありません。おすすめ!

majibu.jp

海マジ!で東海汽船さるびあ丸に乗船!

今回利用したのはマジ☆部の中でも「海マジ!」という企画。

クルージングや釣りなども無料で体験することが出来ますが、特に人気なのが

東海汽船【東京⇔伊豆大島 往復乗船券】

日曜日から木曜日、1日に2名まで往復で1万円以上の乗船券が無料になるというものです。大学生が春休みという時期もあり、ネット予約はすぐに埋まってしまい中々取れない状況でしたが、2月の上旬にようやく確保。(予約は1か月前からでした)

そして先日、のこのこ東北から出てきて普通列車だけで出港地の竹芝港まで行ったわけです。

竹芝客船ターミナルの窓口まで行き、アプリのクーポン画面、身分証明書を見せるとスムーズにチケットがもらえました。本当にこれだけで船旅ができるとは…

予約時に帰りの日付も入力していたので復路の乗船券ももらえました。帰りの日程は自分で決めることが出来るので、大島で1泊するのもいいですね。

往復で10380円相当。席は2等和室で、イベント海マジの記述もあります。

(画像に編集を入れています)

1時間前くらいからターミナルが混雑し始めます。この日は日曜日の夜なので、大島に帰る人、春休み中の大学生、アクティビティをしに行くシニアの方々が多い印象。

(画像に編集を入れています)

そしてとうとう乗船。A-1乗船口からでした。

船内の様子と部屋

今回行きの部屋は2等和室Aのエリアということで、4階のこのような部屋になります。この日は4隅に1人ずつの乗客がおり、意外とゆったりと過ごせました。またこの階層には小窓もついていたので海の様子も見えましたよ。

コンセントは2つしかないので譲り合って。自分はひとり旅でも持ってきていますが、複数人の時は特にコンセントタップとかあると便利かもしれません。

またWi-Fiは使えないと思っていたほうが良いです。

船内は展望デッキから2階までの階層構造。

階段はやや急ですが複数ありますし、エレベーターもあります。

出航から消灯まで

22時に竹芝港を出航!

とても眠かったのでデッキで煌びやかな東京の街を撮影することはできませんでしたが、まぁ帰りにたくさん撮影できるでしょうということで(^^;

こんな経験「マジ部」のような企画がなければ中々ないので、すでに幻想的な気分になっています。

部屋に戻る前に現在航行している位置が分かるモニターなんかもありました。

部屋に戻ると、船内は一部照明を残して23時30分に消灯されます。これ以降は音や光も他のお客さんに配慮しなくてはならないので、スマホを使いたい学生さんなどは自販機前の椅子にいたイメージです。

ということで自分もおやすみなさいzzz...

揺れている船、部屋の環境的にも寝れるかはかなり不安でしたが、たまに起きながら4時間くらいは寝ることができました。

ちなみにネット環境は(おそらく)東京湾を出る辺りでほとんど繋がらなくなった印象です。

初めての伊豆大島!入港だ!

5時半の音声放送で起床。

もう伊豆大島の目の前。大島には入出港地が2つあるのですが、この日は岡田港への入港みたいです。

急いでデッキに上がると、きれいな空と海、そして伊豆大島の影が…

数分で島岸が近づくと岡田港へ入港です。思っていた以上に断崖絶壁だなぁ。

下船の準備をして定刻通り岡田港に到着しました。

4階からの下船です。さるびあ丸はこの後も神津島や新島などへ向けて運航していくわけですが、やはり大島での下船がめちゃくちゃ多い!

朝日に照らされた岡田港は美しかったなぁ。既にエモさMAXで初!伊豆大島に降り立ちました。

 

ということで乗船記はここまで!

次回からは弾丸伊豆大島の旅を2回くらいに分けて綴ります。

8時間の滞在でどれくらい楽しめるのか、ぜひ。

mof-geography.hatenablog.com