ぼっち大学生の地図帳

~旅行と妄想、たまに日常~

滞在8時間の限界旅程で行く!大学生の伊豆大島ひとり旅〔前編〕

もふです。

前のブログではマジ部の企画を使い、伊豆大島に大型客船で渡航したのですが、この旅で滞在できるのは早朝から昼の出港までのわずか8時間。

今回は大型客船で日帰りする、限界旅を心の底から楽しんできたのでご紹介!

前回の記事はこちら!

mof-geography.hatenablog.com

 

今回の限界旅の条件(?)は以下の通り

・移動手段は公共交通機関か徒歩のみ(運転に自信なし&節約のため)

・6時岡田港到着、14時30分岡田港出港の大型客船を利用

・それなりに体力があって移動も楽しめる人向き

この感じで、できる限り伊豆大島を満喫しようと頑張ってみました。何かの参考になれば嬉しいです。こんな忙しい旅をする人そうそういないでしょうが...

早朝に岡田港をバスで出発!

時刻は朝の6時くらい。

早朝入港の大型客船さるびあ丸に合わせて運行される路線バスに乗車します。早朝の路線バスは元町港方面、波浮港方面、大島公園方面の3方面へ。自分が乗車した元町港方面御神火温泉行きの乗車客が最も多かったように感じました。

さるびあ丸から降りてぶらぶらしていると、早朝バスは発車してしまうので乗り遅れ注意!すべてのお客さんを待ってくれる感じではありません。(当たり前)

島内の移動に使ったのはこれ!

大島バス1日乗車券

ジョルダンアプリなどで購入することが出来ます。短い滞在でも、特に三原山方面のバスに乗る場合はほぼ確実にお得になるので利用するのが吉。

元町港方面の早朝バスに乗車し、まず訪れた場所は御神火温泉。大型客船に合わせて早朝から営業しており、早朝バスのみ元町港より先の御神火温泉が終点となっています。

早朝はまずここに行きましょう!

いやぁこの温泉が最高だった。この日はすでにたくさんの場所を歩いてきた後だったので、その筋肉痛が引いていくよう。打たせ湯はとても熱かった(^^;

地元の温泉とも違う感じで気持ち良かったです。

 

 

三原山頂口から素晴らしい景色を望む

御神火温泉から多くのバスが集まる元町港へは歩いて数分で移動できます。

朝の元町港は人も少なく、開いてるお店も疎ら。

元町港ターミナルで重い荷物はロッカーに預けて、8時20分三原山ラインのバスに乗車しいざ三原山方面へ。この便のみは当日の出港地にかかわらず元町港発です。

観光バスタイプの車両なのでかなりゆっくりできると思います。所要時間は30分かからない位。

途中の三原山温泉で登山客のグループを乗せても、結構バスは空いたまま三原山頂口バス停に到着です。

多くの人は少し撮影して三原山登山に向かって行ってしまいました。逆に言えば貸切で写真撮影。

本当にこの日は気持ちよく晴れていて、元町港、伊豆半島、富士山も望む良い眺め。

いつか時間があれば三原山も登ってみたいな、なんて。

こういう普段の場所じゃ見れなかった景色が自分の目に映った瞬間、心が洗われるというか、生きている事の神秘を感じるというか。

滞在45分で9時30分のバスに乗り、次の目的地へ向かいます。

なんせ限界旅程。できるだけ多く回るためにここからが真骨頂。

路線バスをエクストリーム乗り継ぎ、島の南部へ

ここで伊豆大島特有の事情、路線バスの罠があります。

伊豆大島では船の出港地が岡田港であるか、元町港であるかによってバスの行き先や時刻が変わってしまうのです。利用する方は注意が必要。

この日は条件に先述の通り岡田港の日だったため、この三原山ラインの行き先も岡田港に。しかしそのまま乗っていては島南部へ時間のロス、短い滞在では行くことが出来なくなってしまいます。

そこでエクストリーム乗換です。

エクストリーム乗換というのは簡単に言うと、本来乗り換えることのできない交通機関に乗り換えるみたいな意味です。

ということで椿・花ガーデンバス停から元町北口バス停を歩きます。これが滞在8時間限界旅。

2.8kmを30分ほどで歩かないと間に合いませんが本来の所要時間は37分。

下り坂なので早足でも行けますよ。このために重い荷物を置いてきたぁ!

基本的には森の中の道ですが、半分を過ぎたあたりから馬や島っぽい家々が見え楽しかったです。非日常を駆け足で。

無事元町北口バス停から予定のバスに間に合いました。体力を消費するのでお勧めはできませんが、短い時間で少しでも周りたいならば!

このバスも観光バスタイプです。10時21分発車。

長くなってしまったのでこの辺で後編へ!

この後もぎりぎりまで楽しみます。ではさらばです(・∀・)

p.s. 今度来るならおしゃれなホテルや旅館もあったから一泊したい!