ぼっち大学生の地図帳

~旅行と妄想、たまに日常~

【旅行】初めての三陸鉄道&BRT 石巻市の震災遺構にも訪問

どうも、単発バイトまで暇を持て余しているもふです。

今回のブログは前に投稿した快速はまゆりの旅の続きになります。18きっぷを使用し釜石に到着しましたが、ここからは普通の切符で初めて三陸鉄道に乗車していきます!

前回のブログはこちら

mof-geography.hatenablog.com

初めての三陸鉄道、独創的なデザインの車両と自然を感じる路線!

釜石駅は三陸鉄道専用の改札から入場したものの、ホームはJRと同じ場所でした。

こちらが今回乗車した車両です。自分がイメージしていた三陸鉄道の車両ではなく、なんと釜石市内の中学生がデザインをし、そのラッピングをした車両でした。すごい目を引いて綺麗!

車内に入り座席に座るとめっちゃふかふか。初めて乗る鉄道なのに好きになっちゃいそう…(ちょろい)

つり革も手作り感があって可愛かったですよ。

車内に映されている運賃表はこんな感じ。数年前に宮古から釜石までの区間三陸鉄道に移管されたこともあってとても長距離、高額(?)な運賃表になっています。

ちなみに久慈から盛まで岩手県沿岸を縦断すると、3,780円かかるみたいですね。

列車は釜石駅を発車し少し走るとすぐにトンネルに。大半の区間がトンネル内か、海が見える絶景の路線となっていて自然を身近に感じます。そして高いところを走る線路から街を見ると、その自然の脅威がこの目で分かる場所もありました。

山沿いにはシカを見つけることもできました。

列車は恋し浜駅に到着。少しだけ時間があったので下車してみました。鐘があったり、奥にはきれいな海が見えたりと、こじんまりとした駅ですが素敵な駅でした。

盛駅から初めてのBRTを体験…しかし

三陸鉄道の終点盛駅に到着。ここからはBRT(バス・ラピッド・トランジット)に乗車していきます。バス専用道を走る、しかも快速ということでワクワク。ちなみにここからの区間は再び18きっぷを使用することができます。

こちらが乗車する快速気仙沼行。駅のホームにいる点以外はぱっと見バスですね。

いざ発車してもやはりバス。しかも盛を発車してすぐの地ノ森から驚きの出来事が。なんと専用道を出て一般道を通り始めました。はじめこそ実際のBRTの駅付近に停車していましたが、途中では実際の路線とはかなり遠い位置を走行していきました。

というのも乗車した日、工事期間かはわかりませんが偶然専用道が通行できず、代替のルートを走行していくとのことでした。(停留所の案内より)

まぁそんなこんなで、本当にほとんどの区間が一般路線バスのような感じでしたが、専用道を通行していては見えない美しい景色も眺めることができました。

BRTは鹿折唐桑付近からやっと専用道に戻り気仙沼に到着。意外にも一般道を通っていても遅延はそこまで大きくなく、5分程度でした。

昼食を食べて三陸の絶景にGO!

ここからは祖父と合流し、車がないと行きにくいスポットに向かいます。

まずは腹ごしらえ、ということで気仙沼魚市場で海鮮丼を頂きました。すべてのネタが肉厚でとても美味しい!さすが気仙沼

魚市場を出て、車で三陸道を南下していきます。交通機関大好きな自分ですが、自由にスポットを動けるっていうのはやっぱり車の強みですよね…

そして到着したのはここ神割崎。この日は比較的波が穏やかだったので、下まで降りて撮影してきました。ここで見る朝日はさぞ綺麗だろうなぁ、なんて思いながら。

三陸の海岸線はリアス海岸だったりと入り組んだイメージがあるので、こんな珍しい名所が生まれるのでしょうか。

震災遺構、大川小学校へ

神割崎から少し車を走らせると大川小学校があります。自分は大学の学部柄、災害や復興にも詳しく学ぶことが多いためここは見ておかなければと。同じ石巻市にある湊小学校には訪問したことがありますが、大川小学校は初めて。残ったその施設の悲惨さにとても考えさせられました。辛い。

ここからは文章で綴るよりも数枚の写真で伝えようと思います。

校舎のそばには向日葵。高台から見た大川小学校には、夕暮れ前の青空が広がっていました。

 

資料館は休館日だったので、また時間のある時に訪問しようと思います。

ぜひ全国の皆さんにも三陸、震災の痕、復興して頑張っている場所に訪れてみてほしいです。

 

夏休みの1日、とても有意義な小旅行になりました。ではさらばです(・∀・)