ぼっち大学生の地図帳

~旅行と妄想、たまに日常~

【旅行】18きっぷで乗り得な列車、快速はまゆりを全区間乗車!

旅行したり、説明会、試験とバタバタしていたため、1週間ぶりの投稿です。

今回は夏休み1発目の青春18きっぷでの小旅行ということで、快速はまゆりに乗車してきた話を列車の紹介とともに綴ります!

 

 

大学生の旅行と言えば青春18きっぷ

いつもの盛岡駅で18きっぷを購入してひとり旅スタートです。この切符は5日分で12,050円、1日あたり2,410円で普通列車の自由席が乗り放題となり、時間に余裕がある方、お得に旅行をしたい方にはもってこい。もちろん今回乗車する快速はまゆりも乗ることができます。また、盛岡~釜石間の片道運賃が2,310円なので、この区間を往復するだけでもめっちゃお得なわけです!

ちなみに今回の旅のお供、最初の食事は福田パンの天玉サンド。(正直、これだけで結構おなか一杯になるボリュームでしたね…美味しかった)

盛岡駅の電光掲示板には、今日乗車する快速はまゆり1号の案内が!

停車駅は後程説明しますが、複数の停車パターンがある快速はまゆりの中で、最も停車駅の少ないタイプとなっています。

【車内】追加料金なしで乗れるとは思えない快適さ

この日は3両編成での運転。盛岡発車時、最も後ろの車両が指定席でした。

快速に指定席があることも珍しいのですが、なんとこのはまゆり、自由席にもリクライニングシートや背面テーブルが車内設備として備わっていることが多いのです。まるで特急みたい…

この豪華な設備は、前身の急行陸中に由来します。

 

もちろんトイレやくず入れも車内にあるので、長時間の乗車でも非常に快適でした。

【停車駅】快速の名に恥じぬ通過駅の多さ

快速はまゆりの停車駅は次のようになっています。

盛岡ー(一部便各駅に停車)ー矢幅ー(一部便各駅に停車)ー花巻ー新花巻ー土沢ー宮守ー(鱒沢)ー遠野ー(岩手上郷)ー松倉ー小佐野ー釜石

※()内は一部便のみ停車の駅

東北本線釜石線内ともに停車駅は絞られており、最速達便の通過駅数はなんと23。東北地方の快速列車でここまで通過が多い快速もなかなかみません。便利!

しかしこんなにも飛ばす快速、釜石から接続するJR線があれば18きっぱーは今よりもこぞって乗るでしょうけど、本線系統でないこともありなかなか乗車機会がないかもしれませんね。(自分も遠野方面に出かけた以来2回目の乗車)

【乗車記】盛岡から遠野

盛岡を発車後、列車は東北本線内を矢幅のみに停車し花巻までなかなかのスピードで駆け抜けます。東北本線内も6分ほど短縮効果があるようで、普通列車に比べかなり早く着いたように感じました。

列車は花巻駅で進行方向を変え、釜石線に入ります。そう、ここまで座席は進行方向と逆向きで来たわけです。盛岡発車時は観光客らしき方が驚いている様子もありましたね。

釜石線内の駅標は少し変わっていて、エスペラント名がついている駅標もあります。

宮守駅に停車、めがね橋を渡りしばらく走ると、次の駅は釜石線の主要駅遠野です。

【乗車記】遠野から釜石

遠野駅を発車すると、釜石市に向かって険しい山の中を列車は走行します。自分は遠野より先は初めての乗車区間ということでワクワクしています。

列車は上有住駅を通過。この駅は秘境駅としても有名で、近くには滝観洞という神秘的なスポットがあります。いつか訪問してみたいなぁ…

そして列車は釜石線で最も特徴的な区間、Ωループに入ります。この区間ではΩのループを描きながら180度進行方向を変え、山を下っていきます。そのためこの後通る線路を上から眺め、陸中大橋駅を通過後に通ってきた橋脚を観ることができるという、なんとも珍しい経験ができます。画像からも高低差がよくわかりますね。

初めての街、釜石に到着!

釜石市街地の駅に停車しつつ、列車は終点の釜石駅に到着です。

はまゆり1号は8時40分に盛岡を出発し、10時52分の到着。2時間ちょっとの乗車でしたが、とにかく快適だし景色も飽きない!まさに乗り得!

この駅がJRとしても終着の駅なのですが、到着した向かいのホームから三陸鉄道が発着することもあり、駅名標の隣駅は三陸鉄道の駅が書かれていました。

以上、快速はまゆり全区間乗車の旅でした!

便利すぎる追加料金なしの快速、魅力たくさんの釜石線、おすすめです。

ということで、次回は三陸プチ観光を綴りたいと思います。まぁ三陸鉄道は18きっぷ使えないのですが、貢献!視察!ってことで。次の更新までさらばです(・∀・)